F series NUTRUNNER SYSTEM
11/12

(1)本ナットランナシステムは、締付時ナットランナに起きる反動をトランスデューサで検出する機構の為、ナットランナ本体部は固定等(クランプなど)をしないよう、また、機械的接触物が無いように注意して下さい。(2)締付時に発生する反動により、ナットランナ取付ユニット及び被締付ワークの治具等が動くと締付精度のバラツキの原因となります。また、ナットランナと被締付ワークの芯ズレが大きい場合、軸に過大な力が作用し軸破損の原因となると共に、締付精度に多大な影響を及ぼす事になりますので、ナットランナ取付ユニット等の強度及び芯ズレには注意して下さい。(3)多軸締付時、軸間ピッチが狭い場合はナットランナ同士が干渉しないように注意して下さい。干渉してしまうとトルクが正常に検出できず品質上保証できません。ナットランナ取付方法について<正しい取付方法><間違った取付方法>ナットランナは取付板にボルトで取り付けて、固定不可領域(トルクトランスデューサからモータ部先端まで)をフリーの状態にして下さい。固定不可領域を固定してしまうと、トルクセンサに締付の反動が伝わらなくなりトルク誤出力の可能性があります。ボルト等を支柱としてナットランナに接触させている。※ナットランナに機械的接触物が無いように取り付けて下さい。ナットランナ同士をUボルト等でクランプして連結している。※ナットランナは全軸フリーの状態にして取り付けて下さい。ナットランナ取付板と取付ボルトについてはP7を参照して下さい。ナットランナの固定不可領域で固定・連結して吊り下げている。※ナットランナを吊り下げて使用する場合は、ナットランナのみを吊り下げずに、ナットランナを正しく取り付けたユニット本体を吊り下げて使用するようにして下さい。固定不可領域反動ナットランナ取付板ナットランナ取付部(ボルトにて固定)10

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です